撮影の前に

撮影地について

一部プランを除き、撮影地はお客様ご自身で決めていただけます。
参考までに、8割程度の方が 与那覇前浜ビーチで撮影しています。(MAP

前浜ビーチは、初めて宮古島を訪れる方にもおすすめですし、小さなお子様がいらっしゃる場合でも 安心して遊んでいただける環境かと思います。

また、多くのリゾートホテルからの移動にも便利な場所です。

特にご希望がない場合は 前浜ビーチをご案内しておりますが、必要に応じてご相談ください。

伊良部島の渡口の浜は、天候にもよりますが、干潮時がおすすめです。

※2023年11月〜来間島での撮影は、申請&利用料が必要になりました。どうしても来間島で撮影したいという方は お早めにご相談ください。

 

ご宿泊先での撮影については、お客様ご自身で許可申請をお願い致します。(※ ただし 多くのリゾートホテルは撮影NGです)

口頭のお約束だけだとトラブルになる事もございますので、撮影許可はメール等、必ず記録が残る形でお願い致します。


炎天下の暑さ

ハイシーズンのビーチフォトは、暑さや混雑を避けるため 9:00AM スタートをオススメしております。(9時以降でも撮影は可能です)

太陽が高い方が海は綺麗ですが、高くなればなるほど暑くなりますから、真夏の正午前後(11時〜14時)は特に暑いと思います。 

 

3月~11月の宮古島の平均気温は20℃を超えます。

夏場は常に湿度70%超え→湿度が高いと蒸し暑さでグッタリします。※ Instagram 参照

 

お天気が良いと海は最高にキレイですが、

  • ビーチには日陰が少なく、直射日光にさらされる
  • 白砂の照り返しと眩しさで目が開かない
  • 照りつける陽差しが痛い
  • 日差しや蒸し暑さで、通常より体力を消耗しやすい
  • 日焼け止めを使用しても焼ける・赤くなる・曇りでも焼ける
  • 大量に汗をかくため、服の色、素材によっては汗ジミが目立つ
  • 汗で、お顔や首回りに髪がまとわりついたり、砂がついたりする
  • 真夏の野外撮影は、乳児には負担が大きい(次項“お子様がいらっしゃる場合”をお読みください)

など、天候によって差はありますが 6月~10月くらいまでは 注意が必要です。

撮影の際は、お飲み物や帽子・タオルをお持ちいただくなど、熱中症対策を万全にしてご参加ください!

曇りでも日焼けしますので、日焼け止めはしっかり塗ってくださいね。

 

飛行機での長距離移動の疲れや暑さによる体力消耗など、旅行中に体調を崩してしまったという話もよく聞きます。

日時やプラン変更での対応も可能ですが、撮影後にまた体調を崩すということもあります。

体調によっては キャンセルしていただく方が良いこともございますので、無理せずご相談くださいね。

 

【冬季】

12月〜2月は 強風や雨など、比較的、悪天候の日が多くなります。

北風が強いと実際の気温より かなり寒く感じます。

もちろん晴れの日もありますし、冬とは思えない、半袖で過ごせるような日もあります。

1日のうちでも、風が吹くと寒かったり、太陽が出ると暑くなったりということもあるので、半袖+風を防ぐ羽織があると便利です。

ちなみに、2024年は、珍しくお天気の良い日が多かったです。稀にそんなこともございます。


お子様がいらっしゃる場合

撮影時は、お子様から目を離さず、必ず お近くで見守ってください。海やプールは大変危険ですので、十分にご注意ください!

 

乳児期・幼児期は、

  • 海の広さや波を怖がったり、砂の感触を嫌がる(逆にテンションが上がる子もいます)
  • 炎天下の暑さによる不快感で、不機嫌になったり、泣いたりする
  • 人見知り、場所見知りで 慣れるまでに時間がかかる
  • 撮影前・最中に眠くなる
  • 年齢に関わらず、撮影中はずっと抱っこ(親御さんもハードです)

・・・など様々。大人の思うようにはいかないものです。以下、参考までですが

◎お腹の空く時間や眠くなりそうな時間帯は、なるべく避けてご予約ください。
◎砂の感触が苦手な子は、靴下&靴を履かせると大丈夫な場合もありますのでお試しください。(サンダルに砂が入るのを嫌がる子も多いです)
◎撮影当日は、おやつやお飲み物、お気に入りのオモチャなどをご持参いただくなど、お子様のペースに合わせてご参加ください。

 

何よりも、お子様のお気持ちを尊重して撮影をしたいと考えています。

子供たちは、ひとつ「楽しい」を見つけると たくさん笑顔を見せてくれます。

興味を示すものは、お子様それぞれです。それが、波だったり、お砂だったり、貝や石、葉っぱ・・・逆にそれらを嫌がる子もいます。

宮古島のビーチで10年以上撮影してきた経験上、 お子様のペースに合わせて興味がありそうなものを見つけたり、親御様も一緒に 楽しく過ごすことが大切だと感じています。(私にできることは微々たるもので、親御様のお力が大きいです)

ポーズ写真ばかりでは、子供たちの集中力は持ちませんし、遊ぶことを制限されると 逆に不機嫌になってしまうこともあります。

なかには 海が嫌すぎて、何もかもが気に入らなくて、何をやってもダメで ずっと泣いているお子様もいます。

焦ってしまうと 逆効果になることもあるので、たとえ笑顔が見られなくても、泣いてばかりだとしても、「成長の過程」「これも思い出」とお子様を見守ってあげていただきたいなと思います。

 

活発なお子様は、到着早々、海に入りたがることも多いです。お洋服のままダイブ!も多々。

足元がおぼつかないと、転けてずぶ濡れになったり、号泣ということも(こうなると、その後ずっと泣きっぱなしということもありますので、必ずお近くで見守ってくださいね)

砂を食べたり、砂だらけになったり、びしょ濡れになったり、水着に着替えたがったり・・・本当にいろいろあります。※ Instagram 参照

念のためお着替えをご用意いただくことをオススメします。

また、海水に濡れると痒くなったり湿疹が出るお子様もいらっしゃいます。楽しくて 夢中で濡れまくった後、痛くて号泣!なんてこともあります。

傷があったり、肌が弱いお子様はご注意ください。

暑い日差しの中での撮影は、大人でも大変です。

乳児は体温を調節する機能が未熟で、大人以上に汗をかきやすく、暑い時期は 脱水症状を起こしやすくなります。

短時間であっても、必ずお飲み物やタオル等ご用意ください。


風の強さ

もちろん毎回ではありませんが、海沿いは 内陸に比べ風が強く「こんなに風が強いと思わなかった」という声も多く聞かれます。

強風で困るのは、

  • 髪がボザボザになる(強風オールバック状態も多々)
  • 髪が邪魔になり、お顔・表情が見えない(良きタイミングに髪が…ということも多々)
  • 強風の場合は砂が巻き上がり、大人よりも視線の低いお子様は、目に砂が入ったり お顔が砂だらけになったりする

  • 風の音や風の強さを怖がるお子様もいる

などなど

風が強いことも想定して、念のため ゴムや髪留めを常備しておくことをおすすめします。

また、紙製や軽い小物類も飛ばされやすいので、お持ち込みがある場合は 十分ご注意ください。状況によっては使用できないこともございます。

【冬季】北風が強い日が増えます。12月中旬以降は 10Mを超える暴風の日もあり、ビーチ撮影が難しい場合もございます。


服装と撮影途中のお着替えについて

汗染みの目立つ色は避けていただくのが無難です。(特に夏場は滝のように汗が流れますから大変です)

また、男性に多いのですが、動いているうちにボトムが下がってきたり、手を上げるなどの動作時に お腹や下着が見えたりということがございます。(気にしないという方は良いですが)

そういったものに関しては、撮影後の修正は出来ませんので、事前にチェックしておいてください。 

 下着の透け感も同様ですので、ご注意ください。

 

衣装チェンジにかかるお時間は プランに記載している【時間】に含まれます。(夏季限定プランは衣装チェンジ不可)

時間内でしたらお着替えOKですが、お支度に時間がかかると 規定のカット数分の撮影が出来なくなります。その場合、カット数を減らして納品となります。

トイレ・シャワー室がないビーチもございますし、撮影ポイントからお着替えできそうな場所まで 遠いこともあります。

出来るだけ、野外でもお着替えできるスタイルをおすすめします。(最初に着ているお洋服の上から着るだけのものや、ビーチでは水着を着用しておくなど)


お手荷物の管理や小物のお持ち込みについて

荷物を管理してくれるアシスタントはおりません。管理はご自身でお願い致します。

重い・大量のお荷物は、持ってるだけで負担になります。砂だらけになりますし、荷物が増えると 忘れ物も増えます。(結果ゴミになることも)

30分程度の撮影では、貴重品・お水・おやつ・タオル・お着替え等々 必要最小限のお荷物を、ひとつにまとめてお持ちいただくことをおすすめします。

 

撮影に使用する小物類については、すべてお客様ご自身でご用意いただいております。

お持ち込みは自由ですが、30分撮影ではあまりたくさんの小物撮影はできませんので、1,2点程度でお願い致します。

お持ち込みがある場合は、ご予約時にお知らせください。

  • バルーンは 集合時間前に膨らませておいてください。
  • バルーンやガーランド、その他紙製のアイテム、フレーム、シャボン玉などは、風の影響で 撮影が難しい場合がございます。
  • シャボン玉は、太陽が出ていて、風の弱い日の方が 映えます。
    また、口で吹くタイプは、お子様が上手に吹けなかったり、たくさんの玉が出にくかったり、こぼしてベタベタすることがあるので、簡単にたくさん出るピストル型などがおすすめです。
  • バルーンは撮影中ずっと手に持っているわけではないので、使用しない時に飛ばされることのない状態でご用意ください。(しっかり収まるサイズのバッグを用意するなど 工夫されてください)

バルーンや紙類・ビニール袋など軽いものは、簡単に飛ばされてしまいます。

どんなに注意していてもウッカリ・・・ということは多々あります。お子様が飛ばしてしまうこともあります。

どれだけ注意を促しても、お持ち込みの半数以上の方が飛ばされ、走って追いかける光景を目にします。

他の撮影者や遊泳者にも大変ご迷惑となりますし、海に流されれば ゴミとなり、環境にも生き物にも大きな害を及ぼしてしまいます。

 

美しい海を守っていくためには 皆様のご協力も必要です。ご理解いただけますよう宜しくお願い申し上げます。 

ゴミが出た場合は 必ずご自身でお持ち帰りください。